OSC2006 Tokyo/Fallに行ってきましたよ

はい、ということでオープンソースカンファレンス2006 Tokyo/Fall - Come ON!に行ってきました。
参加したのは出張か〜ねる読書会Perl on Rails 〜Catalystを使ったエンタープライズアプリケーションの構築〜の二つのセッション。
後者のセッションの内容は知っていることばかりだったので、レビューは割愛します。
で、出張か〜ねる読書会です。


正直今回の目的はか〜ねる読書会の雰囲気を味わうくらいのものだったので(Cを知らない人間がカーネルを読めませんよね)、内容がわからなくても万事OKという意気で参加したのですが…あれ、意外に言ってることが理解できるよ!?
初参加の方々はかーねる読書会はソースコードをバリバリ読むもんだ、と思っていたようですが(自分も)、スピーカーのid:hyoshiokさんによると最近はソースコードを読むことはほとんどないそう。
そんな訳で、今回のお題の「Cache Pollution Aware Patch」、詳細な実装方法はビタイチわかりませんが、おおまかな概念は知っていたので内容は90%くらいは理解できました。


詳細に関してはこちらを2005-12-03

メモリアクセスは非常に遅いのでキャッシュを上手に使いましょうね、というだけの話と言えば話である。

id:hyoshiokさんの仰るとおり、まさに要約するとこうなるのですが、低レイヤでそれを実行するには一筋縄ではいかないんですね。勉強になりました。


それと個人的にid:hyoshiokさんの野望にちょっと興奮した。
「OS、Web、RDBMS、言語のプロフェッショナルを一同に集めたい」とのこと。
そんなコミュニティが出来て順調に運営されていけば日本のエンジニアのレベルが急上昇するんジャマイカとか、日本版シリコンバレーが出来たりして…なんて思った。


か〜ねる読書会に参加して、低レイヤの知識も兼ね備えたエンジニアになりたい、という思いを新たにしたのでした。